本日は看護師で登山家の渡邊直子さんのお話を伺います。
よろしくお願いいたします!
早速ですが、渡邊さんの看護師歴をお伺いしたいです。
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- アンファミエ限定!看護師で登山家の渡邊直子さんインタビュー

日本人女性初、8,000m峰14座登頂。
このとんでもない記録を作った女性はなんと現役看護師だった。
看護師と登山家という異色の二足の草鞋を履く、渡邊直子さん。
現役看護師ならではの目線、感覚。
看護師としての意識を持って、登る山々。
アンファミエにだけ見せてくれた、登山家でありながら看護師でもある渡邊直子さんの素顔。
看護師と登山家という異色の二足の草鞋を履く、渡邊直子さん。
現役看護師ならではの目線、感覚。
看護師としての意識を持って、登る山々。
アンファミエにだけ見せてくれた、登山家でありながら看護師でもある渡邊直子さんの素顔。
『誰かの役に立てること』
これは彼女の土台となっている大切なスピリット。
これは彼女の土台となっている大切なスピリット。
アンファミエ
渡邊直子さん
看護師歴は今年(2026年)で18年目になります。18年の間に様々な医科で働きました。
オペ室、呼吸器内科、血液内科、膠原病内科。他には老年系施設も経験しました。
単発では健診や、予防接種、訪問入浴、病院の夜勤、老年系施設、ツアーナース、保健師としての保健指導なども経験しましたね。
現在は年の半分がヒマラヤ遠征、その他、講演やメディアの仕事、執筆作業、イベント企画から参加者とのやり取りまでほとんど自分でしているので、その合間を縫って派遣看護師として単発で働いています。
派遣看護師は色んな方に出会えて楽しいですよ!
オペ室、呼吸器内科、血液内科、膠原病内科。他には老年系施設も経験しました。
単発では健診や、予防接種、訪問入浴、病院の夜勤、老年系施設、ツアーナース、保健師としての保健指導なども経験しましたね。
現在は年の半分がヒマラヤ遠征、その他、講演やメディアの仕事、執筆作業、イベント企画から参加者とのやり取りまでほとんど自分でしているので、その合間を縫って派遣看護師として単発で働いています。
派遣看護師は色んな方に出会えて楽しいですよ!
アンファミエ
すごい経歴ですね…!
たくさんの医科で経験を積んでこられた中で最も辛かったこと、しんどかった科などはありましたか?
たくさんの医科で経験を積んでこられた中で最も辛かったこと、しんどかった科などはありましたか?
渡邊直子さん
経験してきた科、すべてそれなりに色々ありましたし、しんどかったです。
覚えることが多すぎて大変でした。
手術室勤務から病棟勤務に変わった時、以前の経験が役に立たないことも多々あり、それも辛かったです。
覚えることが多すぎて大変でした。
手術室勤務から病棟勤務に変わった時、以前の経験が役に立たないことも多々あり、それも辛かったです。
アンファミエ
逆に楽しかった(印象に残っている)科はありますか?
渡邊直子さん
誰かの役に立てた瞬間は、どこで勤務していても嬉しかったです!

アンファミエ
そもそも、看護師になろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
渡邊直子さん
きっかけは大学3年生の時、アイランドピークという6000m峰に登る機会があり、その時のチームで保健係という担当になったのですが、現地の住人や、遠征隊の現地スタッフのけがの手当てなどをしました。
日本にいると、人とコミュニケーションを取ることが苦手で看護師には向いていないと思っていたのですが、ヒマラヤに行くと、現地のスタッフなどとコミュニケーションを取っても苦ではなかったので、これが本当の自分なら看護師になっても大丈夫なのではないかと感じたんです。
また、ヒマラヤ遠征にも看護の知識は役に立つと感じました。
母親も看護師だったということもあって、看護師という存在そのものが割と身近にあったとも思います。
日本にいると、人とコミュニケーションを取ることが苦手で看護師には向いていないと思っていたのですが、ヒマラヤに行くと、現地のスタッフなどとコミュニケーションを取っても苦ではなかったので、これが本当の自分なら看護師になっても大丈夫なのではないかと感じたんです。
また、ヒマラヤ遠征にも看護の知識は役に立つと感じました。
母親も看護師だったということもあって、看護師という存在そのものが割と身近にあったとも思います。
アンファミエ
水産学部を卒業後、新たに看護大学に入学して、看護師になられたこともすごいことですね!
今も現役看護師として、働きながらヒマラヤに通われていますが、日本にいる時の登山に向けた体力作りや食事や睡眠、タイムマネジメントなど気を付けていることがあれば教えてほしいです!(知りたい看護師さんも多いはず!)
今も現役看護師として、働きながらヒマラヤに通われていますが、日本にいる時の登山に向けた体力作りや食事や睡眠、タイムマネジメントなど気を付けていることがあれば教えてほしいです!(知りたい看護師さんも多いはず!)
渡邊直子さん
実は特別なことは何もしていません…
学生時代にバドミントンをしていたので、基礎体力には自信がありました。食事も気にしていなくて、強いて言うならば
ストレスを溜めない!
自分のご機嫌を自分でとる!
この2点を気を付けています。
学生時代にバドミントンをしていたので、基礎体力には自信がありました。食事も気にしていなくて、強いて言うならば
ストレスを溜めない!
自分のご機嫌を自分でとる!
この2点を気を付けています。
アンファミエ
これもまた、意外なお答えでした@@
でも、ストレスを溜めないことや自分のご機嫌を自分でとることは何をするにも大切なことですね!
ではソフト面はいかがでしょうか?看護師、登山家、プライベートのお時間があると思いますが、気持ちの切り替えなどはされていますでしょうか?または切り替える場合のスイッチなどはありますか?
でも、ストレスを溜めないことや自分のご機嫌を自分でとることは何をするにも大切なことですね!
ではソフト面はいかがでしょうか?看護師、登山家、プライベートのお時間があると思いますが、気持ちの切り替えなどはされていますでしょうか?または切り替える場合のスイッチなどはありますか?
渡邊直子さん
日本にいる時は服装で気持ちの切り替えをしていますね。
色であったり、素材であったり。
特に地上では黒い服を着たくなります。
逆に山ではカラフルな服を着たくなります!
看護師の仕事をしている時は看護師に集中していて他のことは全く考えていません!
それに看護師になってから気が強くなったと言いますか、性格がより強くなった気がします。
色であったり、素材であったり。
特に地上では黒い服を着たくなります。
逆に山ではカラフルな服を着たくなります!
看護師の仕事をしている時は看護師に集中していて他のことは全く考えていません!
それに看護師になってから気が強くなったと言いますか、性格がより強くなった気がします。
アンファミエ
そうなのですね!笑
戦闘モードみたいな感じでしょうか?笑
登山に対するモチベーションなどはありますか?
戦闘モードみたいな感じでしょうか?笑
登山に対するモチベーションなどはありますか?
渡邊直子さん
山は私にとって休憩する場所なんです。
皆さんが仕事帰りに居酒屋に行くような感覚。
仕事、疲れたな~ちょっと帰りに寄って帰ろうよ!みたいな。
疲れた(ちょっと嫌な)自分から好きな自分に戻りに行く、自分をリセットさせに行く場所。
新しい学びを得るために行っています。
そういった気持ちが山に向かわせるモチベーションになっていますね。
皆さんが仕事帰りに居酒屋に行くような感覚。
仕事、疲れたな~ちょっと帰りに寄って帰ろうよ!みたいな。
疲れた(ちょっと嫌な)自分から好きな自分に戻りに行く、自分をリセットさせに行く場所。
新しい学びを得るために行っています。
そういった気持ちが山に向かわせるモチベーションになっていますね。
アンファミエ
渡邊さんをフラットに戻してくれる場所が山なんですね。
確かに疲れたら温泉に行きたいな、美味しいものを食べに行きたいね、ってなりますね。
看護師と登山家はパラレルキャリアになると思うのですが最初からそういった意識はありましたか?
確かに疲れたら温泉に行きたいな、美味しいものを食べに行きたいね、ってなりますね。
看護師と登山家はパラレルキャリアになると思うのですが最初からそういった意識はありましたか?
渡邊直子さん
全くなかったです。
山は生活の一部で、日曜日のような存在なんです。
あと、シェルパたちと過ごす時間が楽しい!
なので、キャリアとして意識したことはなかったです。
山は生活の一部で、日曜日のような存在なんです。
あと、シェルパたちと過ごす時間が楽しい!
なので、キャリアとして意識したことはなかったです。
アンファミエ
渡邊さんのようなパラレルキャリアの看護師仲間はいらっしゃいますか?
渡邊直子さん
ダンサー兼看護師、IT企業に勤めながら週末だけ看護師をされている方に過去、仕事でお会いしたことがあります。
アンファミエさんに出演している天才ピアニストのますみさんも看護師ですよね。
意外に多いですよ。
余談ですが、トレッキング企画の募集をすると看護師の参加者さんが多いです!
アンファミエさんに出演している天才ピアニストのますみさんも看護師ですよね。
意外に多いですよ。
余談ですが、トレッキング企画の募集をすると看護師の参加者さんが多いです!
現物はすごい迫力!!
アンファミエ
看護師だけにとどまらず、違う業界で活躍されている方も多いのは意外でした!
しかし、、
看護師という職業を知ったら、まわりから色々と依頼されることはありませんか?
しかし、、
看護師という職業を知ったら、まわりから色々と依頼されることはありませんか?
渡邊直子さん
もちろんあります!
ヒマラヤ遠征中に看護師として大きな救助を2回したことがあります。
救助だけではなく、登山中の高山病の対応や現地(カトマンズ)の看護師さんに点滴のやり方をお伝えしたり、、
色んな場面で看護師として立ち振る舞う時があります。
また、アセスメント能力も重要で、臨機応変に対応する力は看護師経験から得られたと思います。
8,000mという高さの山に登るにはマネジメント力が必要不可欠なんです。
登っている途中でもリスクマネジメントしながら登っているので、今も元気ですし、凍傷にもなっていないと思います。
ヒマラヤ遠征中に看護師として大きな救助を2回したことがあります。
救助だけではなく、登山中の高山病の対応や現地(カトマンズ)の看護師さんに点滴のやり方をお伝えしたり、、
色んな場面で看護師として立ち振る舞う時があります。
また、アセスメント能力も重要で、臨機応変に対応する力は看護師経験から得られたと思います。
8,000mという高さの山に登るにはマネジメント力が必要不可欠なんです。
登っている途中でもリスクマネジメントしながら登っているので、今も元気ですし、凍傷にもなっていないと思います。
アンファミエ
ちなみにですが、アンファミエのアイテムで登山に役立ちそうなアイテムはありますか?
渡邊直子さん
パルスオキシメーター、血圧計(バイタルサインをはかれるもの)、ハサミは使っていました。
サンダルもベースキャンプで履いていましたよ!
サンダルもベースキャンプで履いていましたよ!
アンファミエ
少しでもアンファミエのグッズがお役に立てていたようで良かったです!
これからも看護師と登山家のキャリアを積んでいかれると思うのですが、今後の目標ややってみたいことなどありますか?
これからも看護師と登山家のキャリアを積んでいかれると思うのですが、今後の目標ややってみたいことなどありますか?
渡邊直子さん
具体的な目標はありませんが、8000m峰遠征は生活の一部になっているので、通い続けると思います。
その先に、8000m峰登山回数は更新されていくと思うので、私らしい記録にはなっていくと思います。
自分の経験を伝えていくということも行っていきたいです。
講演会を開催したり、一緒にヒマラヤを歩いてみたり。
8000m峰の魅力や、シェルパたちの魅力など、私にしか伝えられないことがあると思うので、一緒にヒマラヤで過ごして、その方の自分自身にかけてしまったリミッターを外してあげたいと思いますし、たくさんの人の背中を押してあげたいですね。
子どもたちも子どもの時にしか養えない感性があると思うので、来てもらいたいですね。
山以外に看護師という仕事の居場所があるということは大きいです。
看護師の仕事そのものが判断力を鈍らせないことに繋がっていると感じます。
色んな人と出会う中で、メンタルに不調を抱えている方がたくさんいると感じているので、少しでもお役に立てればとも思っています。
その先に、8000m峰登山回数は更新されていくと思うので、私らしい記録にはなっていくと思います。
自分の経験を伝えていくということも行っていきたいです。
講演会を開催したり、一緒にヒマラヤを歩いてみたり。
8000m峰の魅力や、シェルパたちの魅力など、私にしか伝えられないことがあると思うので、一緒にヒマラヤで過ごして、その方の自分自身にかけてしまったリミッターを外してあげたいと思いますし、たくさんの人の背中を押してあげたいですね。
子どもたちも子どもの時にしか養えない感性があると思うので、来てもらいたいですね。
山以外に看護師という仕事の居場所があるということは大きいです。
看護師の仕事そのものが判断力を鈍らせないことに繋がっていると感じます。
色んな人と出会う中で、メンタルに不調を抱えている方がたくさんいると感じているので、少しでもお役に立てればとも思っています。
アンファミエ
最後に、渡邊さんのように看護師×登山家のようなキャリアを展開してみたいと思っている看護師さんにメッセージをお願いいたします!
渡邊直子さん
ひとつの世界に留まらず、様々なコミュニティへ積極的に参加してみてほしいです。
自分が自分らしくあるために、ブレない軸を持つことも大切だと思います。
私のように自分が自分に戻る場所を作ってほしいですね。
普段から自分で自分の限界を作らないでほしいです。自分ができる!と思えば何でもできます!
偏見や固定概念をなくしてほしい。(それは看護師業界にも…)
挑戦できるのに挑戦していないことはありませんか?
まずは何かひとつでも良いので挑戦をしてみてほしいです!
休みを取る、転職する。なんでも良いです。
自分のリミッターを外した先に世界は広がるはずです。
自分が自分らしくあるために、ブレない軸を持つことも大切だと思います。
私のように自分が自分に戻る場所を作ってほしいですね。
普段から自分で自分の限界を作らないでほしいです。自分ができる!と思えば何でもできます!
偏見や固定概念をなくしてほしい。(それは看護師業界にも…)
挑戦できるのに挑戦していないことはありませんか?
まずは何かひとつでも良いので挑戦をしてみてほしいです!
休みを取る、転職する。なんでも良いです。
自分のリミッターを外した先に世界は広がるはずです。
看護師として、登山家として常に自分の軸を持って確実に前に進んでいる渡邊さん。
足元を見つつ、遥か彼方も見つつ、
それでも本来の自分を見失うことなく。
山は自分が自分に戻れる場所。
そして、これからもそれらの経験が『誰かの役に立つこと』に繋がっていく。
足元を見つつ、遥か彼方も見つつ、
それでも本来の自分を見失うことなく。
山は自分が自分に戻れる場所。
そして、これからもそれらの経験が『誰かの役に立つこと』に繋がっていく。
渡邊直子(わたなべなおこ)

1981年 福岡県大野城市生まれ
2004年 長崎大学水産学部水産学科卒業(2003年韓国済州大学校交換留学)
2009年 日本赤十字豊田看護大学看護学部看護学科卒業
2024年 日本人女性初8000m峰全14座登頂
現在もヒマラヤに通いながら、看護師の仕事を続けている。