ママナースは仕事が終わっても、子どものお迎えや買い物など一息つく暇はありません。帰宅後も次々にやらなければならないタスクでいっぱい。そんな慌ただしい日々なので、些細なことでついついイライラしてしまいがち。本当は子どもと一緒に楽しくゆっくり過ごしたいのに、なかなか時間が作れなくて日常に追われてばかり。今回は、仕事の両立をするために少しでも家事、子育てがラクになる方法をご紹介します。
1.朝の家事がスムーズになる工夫4点
なにかとバタバタしてしまう朝の時間。ただでさえ忙しいのに、子どもはなかなか起きなかったり、眠くてグズグズしたり。朝はとにかく時間との勝負。家を出るまでにしておきたいことがたくさんあります。
①「早起き」をして自分の時間をつくる
少し早い時間に起きて、ゆっくりコーヒーを飲んだり、音楽を聞いたりする時間を確保します。自分の好きなことをする時間を作ると気分が上がり、やる気アップにつながります。
②翌日のための夜家事
忙しい朝は時間に追われてしまい、忘れものが多くなりがち。例えば、洗濯は回したまま干すのを忘れてしまったり、子どもの準備に不備があったりすることも。余力があれば、前日の寝る前までに準備して、朝は確認程度にしておくとスムーズです。
③TODOリストを作り家事を可視化
やはり家事はパートナーと分担したいもの。しかし、口頭だけの分担は分かりにくく口論の発端になることも。そのためにも、可視化しておくことでお互い分りやすくなります。子どもにも分かるようにしておけば、自分のことは自分でやるようになるかもしれません。
④家事をサポートしてくれる家電に頼る
食洗器やお掃除ロボットなどを使えば食器の片づけをする時間や掃除機をかける時間が省けます。
朝はなかなか思い通りにすすみませんよね。
これをしなければならないと思っていると、イライラしてしまうので思い通りにいかなくても諦めることも大切です。
2.夜の家事の工夫!
家に帰ると疲れてぐったり。帰ってからの家事で真っ先に取りかかるのは「夕食」です。少しでも時短になるための工夫は下記の3つになります。
①料理キット・作り置きの活用
週末に、おかずをたくさん作り、小分けにして冷凍しておくことで、作り置きができます。
調理キットは、野菜をきるだけのものや、実際に焼くだけのものなど様々なものがあり、味も美味しいです。お弁当にも使うことができ、とても便利なのでぜひ使ってみてください。
②宅配サービスの利用
家に食材を配達してもらうことで、子どもを連れてスーパーに寄る必要がありません。宅配サービスの中には、カットされている野菜や、冷凍食品など手間がかからずに食べられるものも多くあるので、利用することで時短につながります。
③調理家電の利用
電子鍋や電子調理器などを活用します。切って調味料を入れるだけのほったらかし家電など、時短につながるアイテムは意外にもたくさんあります。家電にお任せしている間に他の家事をして、子どもとの時間を楽しみましょう。
3.実際に使って良かった便利グッズ
ここでは筆者が実際に使ってみて良かった便利な家電をご紹介します。
・食洗器
下洗いして、並べるだけで乾燥まで仕上がります。朝は出かける前にスイッチを押すだけなので、片付けの時短になり、ゆっくりお風呂に入る時間が増えたり、こどもと一緒に遊ぶ時間が増えます。お皿洗いが苦手な人にもおすすめです。
・オーブン
帰宅してから夕飯を作るのってなかなか大変。そんなときのおすすめ家電はオーブンです。例えば、朝のうちに肉や魚、野菜に下味をつけおき、帰宅後は天板に並べてグリルで焼くだけ。スイッチを押すだけの作業なので、出来上がりまでは、ほかの家事ができるので時短になります。
・自動調理機
材料を切って、調味料と一緒に入れてスイッチを押すだけで出来上がる家電があります。
仕上がりの設定によっては、柔らかさが選べるので離乳食も作ることができます。
・乾燥機付き洗濯機
洗濯は夜部屋干し派です。子どもがいると着替えやタオルをたくさん使うので、干す場所も悩みの種。乾燥機能があると乾きも良くなり時短になるのでおすすめです。
まとめ
仕事・家事・育児を両立するのは大変なこと。完璧を求めず、まずは自分が休める時間、子どもや家族との時間を優先させましょう。子育ての時間は振り返ればあっという間です。だからこそ今の時間を大切に。日々の家事は簡単に、余裕のある時にまとめてもOKです。この際、プロに頼って一気にキレイにしてみても気持ちがいいかもしれませんね。適度な手抜きで自分らしい両立を目指しましょう。
~ライタープロフィール~
【あゆみ】ナースLab認定ライター
群馬県出身。保健師。ICU勤務経験あり。
子育てをしながら母子保健を主な仕事としている。趣味は人と話すこと・ディズニーが大好き。
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