片づけられない人がはまる2つの落とし穴

ナースライター 大橋祐子
ナースライター 大橋祐子
片づけられない人がはまる2つの落とし穴

あなたは毎日の暮らしの中でほっと息つく時間や、心から落ち着ける空間がありますか?
忙しいとつい後回しになる片づけですが、心地よい空間作りは心の安定や充足感との相互作用があります。
日々の業務に追われストレスを感じやすい看護師だからこそ、心からほっとできる暮らしを送ることが求められています。
片づけが苦手な人が陥りやすい2つの落とし穴を紐解きながら、暮らしを整えるヒントをお伝えします。



片づけ現場でよく聞く言葉

私は現在ライフオーガナイザー®という資格を活かして、暮らしに困っている方に対して、片づけサポートを行っています。
クライアントの悩み事に耳を傾け、問題解決に向けてのコンサルティング型片づけサービスを提供しています。最終的にご自身で片づけができるようになるために、作業は基本的にクライアント主体で行います。

片づけと聞くと、いかに上手に収納できるかという収納術が目立ちますが、実は収納よりも大事なことがあります。それはモノを選別する行程です。モノは捨てるために選ぶのではなく、大切なモノを選び取るために、ひとつひとつのモノと向き合い選別する。ここが重要なポイントです。そしてモノを選別する場面で、皆さんがよく口にする言葉があります。

「いつか使う時が来るかも」
「(ベビーグッズは)下の子ができたら使うかも」
「◯年後に余裕ができたらまたやるかも」
「最近使ってないけど、学校でまた急に必要になるかも」
「全然使ってないけれども高かったから」
「◯◯にもらった思い出だから」

片づけに困っている方がよく口にする言葉は、「~かも」「~から」という2パターンで成り立っています。



あなたの意識はどこに向かっているのか?

あなたの意識はどこに向かっているのか?

この2つの言葉にはある共通点がありますが、それは何だと思いますか?
実はこの共通点こそが、片づけを苦手に感じる要因になっているのです。

「~かも」はまだ来ぬ未来に、「~から」は過ぎ去った過去に意識が向いています。

「今」に意識がないということに自分自身が気づいていない状態です。
私たちは「今」を生きていますよね?
過去には戻れないし、明日(未来)が来る保証などどこにもありません。
思い出を大切にすることや、未来を思い描くことを否定しているわけではありません。
大切なのは「今」あなたが幸せであるかどうかではないでしょうか?
今をいかに充実させ、心地よく過ごせるようにするのかに意識を向けてみましょう。

今の暮らしに不便や不満を感じていながら、今を置き去りにして、どうしてまだ来ない未来にばかり思いを馳せるのでしょう。
未来は今この瞬間の積み重ねです。今片づいていないのに、未来に片づいている状態になっているとは到底思えませんよね。
片づけはいかに「今ここ」に意識を向けて取り組むかがポイントです。



幸せの好循環をつくるのは今

今、物であふれ暮らしが圧迫されているなら「いつか使うかも」のいつかより、「今」楽に暮らせることの方が優先度は高いと思いませんか?

それでも「いつか」を考えて不安な気持ちになった時には、今自分の暮らしに必要な物、大切な物、心と暮らしを豊かにしてくれる物に囲まれた、あなたの理想の暮らしを想像してみましょう。

片づけの途中で迷った時には、過去・現在・未来のどこに意識が向いているのかを振り返り、自分の立ち位置を再確認していくとよいですね。
今が過去になっていき、今の積み重ねが未来になります。
「今」をどれくらい大切に扱うか、今を幸せにすることで、過去も未来も幸せの循環が生まれていきます。


幸せの好循環をつくるのは今


思い出の物との向き合い方

片づけで一番悩ましいモノはズバリ思い出の品です。
思い出の品は感情と執着が複雑に絡み合うため、後悔しないためにもしっかりと向き合う必要があります。
ここでは思い出の品との付き合い方として一例をご紹介します。


1)使わないけど取っておきたいモノ
・「思い出ボックス」を作る
・「ボックスに入る分だけ」と決めて、残すモノを選ぶ
・保管場所を決める
・ボックスからモノがあふれた時が見直しのタイミング
(写真を撮って手放す方法もあり)


使わないけど取っておきたいモノ

2)子供の工作品や写真など
・部屋の一等地に飾る
・家族みんなで飾った作品を堪能する
(ここでは「中途半端」が決断を阻む要因に。目立つ場所に飾ると満足して案外あっさり決断できることがあります)


子供の工作品や写真など

3)人から頂いた物で使わないモノ
・贈り物は「ありがとう」と感謝して受け取った時点で、贈り物としての役割を十分果たしています。手放すことに必要以上に罪悪感を抱かないで。
・相手はあなたに負担をかけるために贈り物をしている訳ではありません。負担だと感じながら捨てられずに持っていることの方が、その事実を知った時相手に申し訳なさを与えてしまう恐れあり。相手の気持ちだけありがたく受け取って手放しても大丈夫です。


人から頂いた物で使わないモノ

まとめ

いかがでしたか?
暮らしを整えることは、ただ単に見た目をキレイに整えるだけではなく、生き方を整えることにつながります。
看護師の皆さんは、日々ストレスフルな環境下かつ責任感の強い職場で懸命に仕事に励んでいます。
だからこそ「今」に意識を向けて暮らしと向き合い、家に帰って心からほっとくつろげる居場所、エネルギーチャージできる空間を手に入れましょう。



ライタープロフィール

【大橋祐子】ナースLab認定ライター
石川県在住 看護師歴20年
17年間の総合病院勤務を経て、現在働く女性の心と暮らしを整えるサポートを行っている。片づけコンサルやサポート、介護士育成講師、看護師ライターなど幅広く活動中。
ブログ:https://ameblo.jp/2525miuriko/

ナースLabホームページ


メルマガ登録

おすすめ記事や最新情報をお届けします。

メルマガ登録

公式LINE

おすすめ記事や最新情報をお届けします。

友だち追加