現代の看護師業務とは切っても切り離せない電子カルテ。看護師の皆さんは、毎日お世話になっているのではないでしょうか。便利な反面、ちょっと扱いがやっかいな一面もあるお仕事の相棒です。きっと誰もが一度は感じたことがある電子カルテへの思いをあるあるにしてお届けします。
目次
1.予測変換がヘンテコ
毎日たくさんの医療用語を入力しますが、一回で変換されることがなく入力に手こずることもしばしば。時々、パソコンが得意な看護師が予測変換を入力してくれていて驚くほど快適になっている時には心の中で感謝しています。
2.充電が切れがち
ラウンドしながら行動を共にする電子カルテなので、長時間連れ回すと当然充電が切れてしまいます。「なんで今!?」というタイミングで画面が真っ暗になった時には絶望しますが、疲れているのはお互い様だよねと少し労いの気持ちがあったりなかったり...
3.長い記録を書いた時に限って消える
やっと業務が終了して、力を振り絞って書いた記録が何かの拍子に消えてしまったことはありませんか?消える時に限ってしっかりアセスメントした長い記録だったり、今日は時間があるからと書いておいたプライマリー患者さんのサマリーだったりするんです。
4.使っていた電子カルテを奪われがち
使用してる途中でちょっと電子カルテから離れた隙に奪われてしまうのも電子カルテあるあるです。朝は特に奪い合いの時間帯。使っていたものを医師や先輩に奪われていると「それ私が使っているんですけど」とは言い出せなかった苦い経験ありませんか?
5.転職先で同じメーカーのカルテだと慣れやすい
医療機関ごとに使っている電子カルテのメーカーが違うので、転職した時には一から慣れるのがなかなか大変です。でも同じメーカーのものだとラッキー。大体の仕様が分かるので使いこなすまでにそんなに時間がかからずに溶け込んでいけます。
6.パスワードを忘れがち
定期的にパスワードの変更が必要なのも電子カルテです。自分の設定したパスワードなのに分からなくなって冷や冷やすることがあります。勤続年数が長くなってくるとパスワードのネタも段々とつきてくるんですよね。
7.電子カルテの達人がいる
仕事をするのに最低限の機能を必死に使いこなす一方で、どうやったらそんなに便利な仕様に出来るのかと思うほど電子カルテを使いこなす看護師もいます。時々その技を伝授してもらって効率よく仕事が出来るようになると感動を覚えます。
まとめ
今日も1日電子カルテと共にお仕事を頑張った看護師の皆さま、共感していただけるあるあるはありましたでしょうか?この先もどんどん導入されていくであろう新しいシステムに翻弄されながらも、より効率よく仕事が回るようになるといいですね。
ライタープロフィール
【YUKAKO】ナースLab認定ライター
渡航医学が大好き。座右の銘は「看護師免許は自由へのパスポート、免許に使われるのではなく自由に使って下さい」。いつかGlobetrotterになる日を夢見て働き方をデザイン中。
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