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人間関係で悩んでいる看護師さん必見
アドラー心理学の4つのポイント

ナースライター しげのゆかり
ナースライター しげのゆかり
人間関係で悩んでいる看護師さん必見アドラー心理学の4つのポイント

「いつも他人の顔色ばかり伺ってしまう」「あの人の機嫌が悪いのは私のせいかも」
「私のせいで失敗したのかも」と、このようにいつも自分を責めていませんか?じつは筆者である私自身がそうでした。しかしアドラー心理学を知ってからは、気持ちがラクになり、小さなことにも幸せを感じられるようになりました。今回はその内容を4つに絞って体験談と共にお伝えします。


アドラー心理学とは

アドラーはオーストリア出身の精神科医/心理学者です。哲学者のフロイトとは、共同研究者としての関係を経て、まったく新しい理論に基づく「個人心理学」を創始しました。アドラーの理論をもとに、様々な人が研究を重ね、時代とともに変化してきた学問だといわれています。アドラー心理学は「勇気づけの心理学」という別名があり、困難を克服する活力である勇気づけが、幸せへの第一歩と考えています。


1. 自分の感情と上手に付き合おう

自分の感情と上手に付き合おう

私たちは日常の中で喜んだり、悲しんだり、怒ったり、不安になったり、いろんな感情が自然とわき起こっています。しかしときにはこうした感情を抑えられなかったり、また違った感情に振り回されたり、扱いに困ってしまうことがあります。

今でも忘れられない出来事として、新人の頃受け持った末期の肺がん患者さんを思い出すことがあります。先輩からは「患者さんや家族の前では涙を見せてはいけないよ」と指導を受けましたが、余命宣告を受けていた患者さん、ご家族のことを想うと胸が苦しくなり涙を必死でこらえました。休憩室に駆け込み悲しい感情をその場で涙と共に出しました。
そのとき、自分の感情に気が付くことで気持ちが落ち着いてきました。そして思い切り泣いた後は、理性を取り戻して看護にあたることができました。

アドラー心理学では、自分の中に生じる感情に気づき、その感情を認めることが大切だといわれています。喜怒哀楽以外の様々な感情を大切にすることも必要なのだと実感しました。


2. アイ(私)メッセージで伝えよう

I(私)メッセージで伝えよう

人に何かを伝えるとき、感情のまま話したり、出来事だけを話したりしていませんか?私は逆に人へ注意することが苦手です。それは反発されたらどうしようという恐怖心があるからです。しかし、後輩や患者さんの指導の時、やむを得ず注意をしなければならない場面があります。そんなときは自分の感情や価値観等を表現する時に「I(私)」を主語にした話し方を意識しています。

例えば「この報告では伝わりません」とバッサリいう言い方は相手を責めているような印象を受けます。ここに「I(私)」というメッセージを入れてみると「私(I)がよく理解したいから、その状況を聞かせてください」というように自分の気持ちを一緒に伝えることで、相手にも伝わりやすく話しやすい雰囲気にもなります。

言い方一つで、思わしくない行動や習慣を改めさせるきっかけになったり、相手を成長させたりすることにもつながります。


3.いろいろな考え方(価値観)があることを知ろう

いろいろな考え方(価値観)があることを知ろう

人は育った環境、性別、年齢、地域など、それぞれ違いがあるように考え方、感じ方にも違いがあります。自分では当たり前、普通と思っていることでも他の人からするとまったく逆のことであったり、否定されたりすることがあります。そうなることで怒りの感情が生まれることがあります。

この怒りは期待や価値観の違いから生まれているといいます。「信じられない」「こうあるべき」「こうするべき」などの発言の裏には、自分が描いている期待や価値観が隠れています。とくに「べき」という強い思いは怒りの引き金になります。

私は他人から共感されると嬉しくなり、自分と違う意見だと否定されているような気持ちになり、落ち込むことがありました。「私は~と思うけど、あなたは~思うのですね」と自分と他人に心の境界線を引き、ものごとの許容範囲を広げることで気持ちが楽になることがあります。


4. 自分のできることを理解しよう

自分のできることを理解しよう

私は機嫌が悪そうな人がいると「私のせいでイライラしているのかな?」「こうしてあげたら機嫌が直るかな?」と先回りして考えてしまう癖があります。

自分の態度や言葉は自分自身でコントロールすることができますが、他人の態度や言葉はコントロールすることはできません。無理に他人を変えようとすることは関係をこじらせてしまうことにもつながりかねません。まずは自分の態度や言葉をコントロールできることが人間関係ではとても大切だと感じました。


まとめ

職場、友人、親子、パートナーなどの人間関係に悩み、つらい思いをされている看護師さんの生きづらさが少しでも楽になったら嬉しいです。


~ライタープロフィール~

【しげのゆかり】ナースLab認定ライター
1988年1月14日生まれ。甲信越地方在住。娘(3)息子(1)の子育てに奮闘中。
総合病院にて内科、整形外科、小児科、産婦人科など11年間病棟勤務。家族との時間、自分の時間どちらも大切にしたい想いから現在デイサービスで働く。
趣味はパン作り、家庭菜園、おいしいもの探し。友人にパン教室を開催している。
アドラー心理学ELM受講。"なりたい自分になる講座"の認定講師を目指し勉強中。
夢は、親子いっしょに豊かで幸せになれる居場所をつくること。地元誌で自分のページを持ち、本を出版すること。
SNSで日々の暮らしや自己肯定感について発信している。
Instagram: isgm_ykr


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