どこの職場にもある休憩の時間。バタバタと業務に追われて十分な時間を取れず、ゆっくりリラックスして過ごせているという看護師は少ないのではないでしょうか。ほっと一息つけるはずの休憩室ですが、それぞれの職場でのルールや暗黙の了解に、仕事の緊張とはまた違った気を遣うものです。そんな看護師ならではの「休憩室のあるある」をご紹介します。
目次
滞在時間は短め?結局ゆっくり過ごせない
業務に追われてなかなか休憩には入れないのが看護師ですよね。やっと一仕事終えて休憩室まで辿り着いても、食事はさっと食べられる軽食だったり、申し送ったはずなのに確認のためにまた呼ばれたり、残してきた仕事が気になって早めに切り上げたり、ゆっくりとくつろげる事なんてほとんどない方が多いのではないでしょうか。看護師の休憩室の滞在時間が短いことさえも暗黙の了解になっていませんか。
座る場所がない?!椅子取りゲーム状態
決して広くはない休憩室。休憩室自体がなく、パーテーションで区切られた一角のみという職場もあるようです。仕事中はあんなに人手が足りないとてんやわんやしている一方で、休憩時間は対照的に、スタッフでごった返し、いわば椅子取りゲーム状態になっているなんてことありませんか? 席にも定位置があって、暗黙の了解で上座が存在しているなんてことも。ゆっくりしていると何となく居心地が悪くて、少し早めに休憩室を後にしたり、別の場所で過ごしたりという方も案外いらっしゃるのではないでしょうか。
冷蔵庫には使用ルール
休憩室に冷蔵庫が設置されている職場も多いのではないでしょうか。名前を書き忘れて入れていたものが捨てられていたり、勝手に食べられていたり、整理されずに放置された結果、化石のようになっている食材が出てくるなんてことも。休憩室内の無法地帯になりがちな冷蔵庫の使用ルール。皆さんの職場ではいかがですか?
テレビがあるのは珍しい? チャンネル事情
休憩室にテレビが設置されているという職場もありますよね。毎日ついている番組が決まっていたり、曜日や時間帯で見る番組が定番化していることも多かったりします。夜勤の時、どうしても見たい試合や特番がある日には、休憩に入る順番を交渉してなんとかリアルタイムで見ようとしたことがある方もいらっしゃるのでは? みんなで見ているとちょっとその場が和むテレビの存在はありがたいものですよね。
手をつけてよいのか分からない お菓子問題
休憩室といえば切っても切り離せない机の上のお菓子問題。お土産や差し入れで賑わっていることがよくありますよね。遠慮なく手をつけられる方は果たしてどのくらいいるのでしょうか。手をつけてよいのかわからず食べそびれてしまったり、なんとなく遠慮して開封できなかったりした経験は誰にでもあるはず。みなさんが遠慮なく手を伸ばせるようになったのはいつ頃からでしたか?
ハロウィンにクリスマス こっそりパーティーも
24時間365日、昼夜問わず世間のイベントとは関係なく働く看護師。同じ勤務帯のメンバーが気心知れた間柄だと事前に申し合わせてお菓子やケーキ、食べ物を持ち寄ってささやかな休憩室パーティーをした経験ありませんか? 年末年始、インスタントのカップ蕎麦で年越しをしたことがある方もいるはず。でも、楽しみにして持ち寄った時に限って忙しくて休憩が取れなかったり、麺類を食べている時に限って呼び戻されたりすることもあるあるではないでしょうか。
コロナのご時世、ガラッと変わった
新型コロナウイルスの流行で休憩の取り方や、休憩室での過ごし方のルールがガラッと変わったのはどこの職場も同じだと思います。なるべく人数を抑えるために休憩時間をずらしたり、黙食したりで会話は激減。同僚や先輩、後輩の顔もマスク越しにしか知らないなんてことが増えましたよね。コミュニケーションの場になっていた休憩室が静まりかえってしまって早数年。楽しく気を使わずに過ごすことが出来る場に少しずつ戻っていくといいですね。
まとめ
共感できる「あるある」は見つかったでしょうか。忙しすぎて休憩すらゆっくりとれない毎日を過ごす看護師だからこそ、クスッと笑える「休憩室あるある」で、会話の減ってしまったご時世のコミュニケーションを楽しんでみてください。みなさんの束の間の休憩時間が楽しくリフレッシュできる時間となりますように。
ライタープロフィール
【Ena】ナースLab認定ライター
渡航医学が大好き。座右の銘は「看護師免許は自由へのパスポート、免許に使われるのではなく自由に使って下さい」いつかGlobetrotterになる日を夢見て働き方をデザイン中!
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