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ナースあるある オーストラリア編―日本との違い!?―

ナースライター Nozomi
ナースライター Nozomi
ナースあるある オーストラリア編―日本との違い!?―

オーストラリア・シドニーの公立病院で看護師として働いて3年が経ちました。今回、私が働き始めたころ、「オーストラリアは独特だな」と感じてきたことを“あるある”として書いてみました。きっと日本との違いに驚くかもしれません。


1.ユニフォームで通勤

まず驚いたのは、ユニフォーム通勤でした。特別な部署(検査室、オペ室)をのぞいて、病棟看護師はユニフォームを着たまま仕事に行きます。実は、更衣室がないことも理由の一つと言えます。例えば、仕事後に用事があって着替えなければならない場合は、トイレや車の中で着替えています。 オーストラリアでは他の職種を見ても、ユニフォームで通勤している人をよく見かけます。
もちろん、そのままユニフォームを着て家に帰るので、自分で洗濯しなければなりません。そのため、お給料には、多少(数ドル程度)ですが、洗濯代が含まれています。



2.コーヒーを飲みながら申し送りを聞く

コーヒー飲みながら申し送りを聞く

申し送りでは、スタッフ皆がリラックスしています。日勤の場合は、夜勤者からの申し送りを聞いている間、朝食を食べていたり、コーヒーを飲んだりしています。私もオーストラリアに住んでから、カフェのコーヒーが好きになったので、毎朝仕事前は、近くのカフェでお気に入りのコーヒー(フラットホワイトというラテよりも泡の少ないエスプレッソとミルクを合わせた温かいコーヒー)を買っていくのが日課です。



3.看護研究や係の仕事なんてありません

オーストラリアで看護師になって良かったと思うことの一つが、看護研究や病棟の係の仕事がないということです。看護師だけではないですが、自分の業務範囲に含まれていないことは、「必要ない」というのがオーストラリアの働き方なのかなと感じます。 その分、病棟看護師は患者さんのケアに集中できます。新人教育は専任の教育係がいますし、看護研究は臨床看護師とは全く別に、研究だけを行う看護師がいます。このように自分たちの仕事を振り分けることで、最小限の時間で最大限の効果を得られるのではないでしょうか。



4.ほとんど時間内に仕事が終わる

自分の患者さんのケアが終わると同時に、その日の業務は終了です。ほぼ、就業時間ぴったりに終わるので、残業はほとんどありません。プライベートや家族との時間を大切にするオーストラリアでは、仕事と生活のバランスが取れた働き方がしやすい環境にあるといえます。私の場合、日勤が午後3時半に終わるので、スーパーで買い物をしてから帰宅します。家でゆっくりしながら夕食の準備をして、夫婦でくつろぎながら過ごしています。



5.一般的に看護師は採血、末消ルート挿入をしない

一般的に看護師は採血、末消ルート挿入をしない

オーストラリアの看護師は採血、末消ルート挿入を基本的にはしません。採血は検査科の採血担当者が毎朝病棟に来て採血を行います。末消ルート挿入は、基本的には医師の仕事です。
ただし、私が現在働いているのは血液内科のため、ほとんどの患者さんは毎朝採血が必要なので、血液内科の看護師は採血ができなければなりません。病院内のトレーニングを受けて実技をクリアすれば採血を行なうことができます。 末消ルートも同様です。規定の病院内トレーニングを受けると実施できるようになります。私は外来の化学療法センターでも働くことがあるので、末消ルート挿入をする機会がとても増えました。



6.体調が悪かったらすぐに休む

自分の体調が悪ければ、患者さんを受け持つことはできません。フルタイム・パートタイムに関わらず、正規雇用であれば有給での病欠休暇が取れます。例えば「体調がよくない」、「だるい」、「明日仕事に行けなそう...」など、体調不良がある場合は、翌日の勤務を病欠にできます。つらい勤務が続いた時はストレスフルな状態なので、急な休みでも受け入れてくれる環境はとてもありがたいです。しかし、非正規雇用の場合では、有給ではなく無休の場合が多いです。



7.休み希望は誰でも平等に

新人でもシニアナースでも休み希望は平等です。私の職場では、1ヶ月に出せる希望日の数が決まっていますが、その範囲内であれば土日休みや、日勤希望も可能です。『プライベートを大切にする=犠牲にしない』という考えは、オーストラリアをはじめ、海外では当たり前の感覚です。「まだ新人だから・・・」と気を使う人はほとんどいませんね。



8.世界共通の魔法の言葉!?

世界共通の魔法の言葉!?

日本でも夜勤中に誰かが「今日は落ち着いてますね」と言った瞬間、急に忙しくなったりする経験をした方が沢山いると思います。オーストラリアで働いていてもそこは同じです。私が「It’s quiet today. 」と言ったら「それ言っちゃいけない魔法の言葉だよ」と言われました。 “quiet =静か、落ち着いている”という言葉が禁句なのは、世界共通のようです。



9.まとめ

オーストラリアと日本との違いは、いかがでしたか?オーストラリアでの看護や労働環境に興味を持っていただけたら、ぜひ短期留学や旅行など、現地の医療現場を見に来てください。他国の看護師の働き方を知ると、日本での働き方を見直すきっかけになるかもしれませんよ。

~ライタープロフィール~

【Nozomi】ナースLab認定ライター
群馬県出身。日豪で正看護師資格を持つ。日本では総合病院で3年働き、夢である海外で看護師になるためオーストラリアへ留学。初心者レベルから英語を始めて留学から3年半後に看護師登録が完了。現在はシドニー の公立病院で働きながら、自身の経験を活かし看護師のための留学サポートも行っている。今年は大学院にも通い始めて、がん看護のクリニカルナーススペシャリストを目指す。アンフェミエコラム読者の方にもぜひ海外留学に挑戦してほしいです。

URL:http://nozomikodaira.com

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